住宅用蓄電装置の選び方

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住宅用蓄電装置の選び方

住宅用蓄電装置の選び方についてご説明します。リチウム電池、鉛電池の特徴や注意する点などをご紹介。住宅用蓄電装置で安心、安全な暮らしを送りましょう。

●実は危険?な蓄電装置

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住宅用蓄電装置といえばイメージとして住宅用の大きい乾電池みたいなものだと思って良いでしょう。

何気なしに使っている乾電池でも爆発したり、液漏れしたりと不具合が発生することがあると同様、住宅蓄電装置にもそういった不具合が発生したりするリスクはあります。

住宅用の電池といえば容量が大きいので事故が起きた場合は相当の覚悟が必要になります。

ボーイング787の故障でもリチウム電池が原因とされていますが、安全性が確保されたものじゃないと怖くて使えませんね。

そういうわけで蓄電装置を導入する場合、価格だけでなく必ず安全面も考慮する必要があると私は考えます。

容量の大きい住宅用蓄電装置が発火したらどうなるか?
リチウム電池のパワーは自分の家だけでなく両隣まで燃やすパワーがあることを覚えておいてください。
(実際には筐体があるので燃え広がることは少ないですが、火事の原因にはなります。)

●住宅用蓄電装置の選び方・・・価格

住宅用蓄電装置を設置するに当って先ず気になるのは価格だと思います。
蓄電装置の価格差は容量によって大きく変わります。またどこで生産したかによっても当然変わってきます。

住宅用蓄電装置の選び方としては1キロワット当りいくらか?

こんな感じで基準を置くといいでしょう?

例えば5.5キロワットの蓄電池の価格が250万円であれば250万/5.5キロワット

1キロワット当り45.4万円ということが分かります。

価格だけでなく容量当りの金額を把握することが住宅用蓄電装置選びには必要です。

●住宅用蓄電装置の選び方・・・電池の種類

蓄電装置には電気を充放電するためのバッテリー、つまりは電池が搭載されています。
 
いろんなメーカーの蓄電装置の価格を比較してみると同じ容量でも価格が全然違う場合があります。
 
それは電池の種類で住宅用蓄電装置の価格はかなり変わってきます。
 
例えば安い蓄電装置の場合、大抵は鉛蓄電池が搭載されているタイプになります。
高価な蓄電装置はだいたいリチウム電池が採用されています。

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鉛蓄電池は歴史があり、安い半面、重量が非常に重く、充放電に対する劣化が著しい特徴があります。

また名前の通り鉛や水銀が使われているので環境には悪い電池となります。
リチウム電池は、高価な分、寿命が長く、有害物質が無い電池なので環境にいいと言えます

●住宅用蓄電装置の選び方・・・信頼性

住宅用蓄電装置でもっとも大事なのは信頼性とも言えます。リチウム電池は爆発や発火はしにくい電池ですが、過充電を続けると発火します。

その火力は小さな電池でも時間にして2,3分、周囲1〜2m位まで燃え広がります。

実際にはかなりの過充電をしなければ発火しませんが、万一を考えるとそれなりに信頼性がある装置を選定しなければなりません。

私が中国製の住宅用蓄電装置を分解して驚いたのは、そのお粗末な構造です。
リチウム電池蓄電装置は電池を制御するバッテリーマネジメントシステム:通称「BMS」(BMU)が必ず載っています。
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この作りが信じられない方法で固定されていたり、強引に取り付けられて基板自体がかなり反っていたりして装置としての信頼性はあるとは感じられませんでした。
 このことから安いからといってオール中国産の蓄電装置には手を出さないほうが無難です。
 
住宅用リチウム蓄電装置には電源を制御するインバーター・コンバーター、バッテリーの状態監視するBMSがついていますが中国産のリチウム電池が搭載されている蓄電装置の制御系は日本製のものに限ります。
少なくともソフト、ハード両方で非常時には止まるシステムをもった蓄電装置じゃないと危険だと言えるでしょう。

●住宅用蓄電装置の選び方・・・総合

蓄電装置の選び方として価格、種類、信頼性と挙げましたが、増設できるかどうかもチェックする必要があります。

5.5キロワットの蓄電装置を設置したとして、やはり使用量が足りないとなった場合、もう1台設置して11キロワットの電池に出来るかどうかチェックしましょう。

標準的な家庭で1日に使われる電気量は8キロワット程度といわれています。また蓄電池の容量が5キロワットでも5キロワット全部が使えるかというとそうでもありません。

リチウム電池の場合、全部使い切ってしまうと寿命を短くしてしまいますので非常時以外は容量に対し30%程度は残すように運用しなければ予想より寿命が短くなってしまい余計なコストがかかってしまうので気をつけましょう。